観音ヨガ

~内なる観音を明らかに グラウディングしてスピリチュアルに生きるために〜

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旅立ち

最高齢のヨガの生徒さんが亡くなりました。
大正生まれの弥平さん、昭和を生き抜いた方です。

2年ほど一緒にヨガをしてきました。

知性の高い方でした。
現役時代は化学の教師を生業にされてたそう。

お話はいつも広範囲にわたって、その知識と経験の豊富さ、
そしてそれをいきいきと語る姿は90歳でもなお現役って感じでした。

絵を描き、書をしたため、陶芸を趣味とし、晩年は自分史の本を執筆
してました。

調べものをしていると、そちらを突き詰めてしまうので本題に戻るまで
にずいぶんと時間がかかっちゃってね、って笑ってました。

あれは、ヨガをはじめて数回、というころ。
終わってからのシェアリングで弥平さんはこんなことを言ってくれました。

「先生、僕はね、生涯を通して、力を抜いて呼吸に意識を向けろなんて、
そんなことを言われたことなかったよ。

いつもいつも頑張ってきたんだ。
力を抜いてみると、どれほど力が入っていたかよくわかるね。」

あるときはこんなシェアも。

「自分の体とか呼吸に意識をむけてると、ふと暮らしの中で他人にどう
接してるとか、自分の癖に気づくもんだね」

そして、

「先生、今日はね、僕は自分の耳たぶがここに在る、ってことに本当に
気づいたよ」と。

毎回毎回、ハッとさせられたものです。

あぁ、忘れもしない、私をホロホロ泣かせたことも。
私の手を取って、弥平さんはこう言ったんだ。

「働いてる手をしてるねー。自分で食い扶持を稼いでる手だ。
今はね人の手を煩わせて生きてる人ばかりだよ、先生は自分で働いてる
手をしてる、すばらしい」って。

ユーモアたっぷり、チャーミングなおじいちゃんだったな。
ニコっと笑って「僕は先生が好きだなー」って言ってくれてた。

昨日はみんなで弥平さんに気持ちを合わせて瞑想をし、その後、弥平さん
の旅路がおだやかであることを祈り、私はマントラを唱えさせてもらいました。

唱えてる最中、何もない場所でガタンとひと音して、
そこに弥平さんがいるのがしっかりと感じとれるほどでした。

こうしてまた智慧深い宝物のような方が肉体を離れていくんですね。

本当に長い間お疲れさまでした。
ありがとうございました、弥平さん。

いってらっしゃい。

OM Shanti.


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